兵庫県の斎藤元彦知事に対する県議会の不信任決議が19日、86人の全会一致で可決された。これを受け、同日午後5時半過ぎに知事本人が取材に応じ、告発文書問題の責任があったと認めた。
「県民のみなさま…心から申し訳ないという思い」
斎藤元彦・兵庫県知事:
まあ改めて県民のみなさま、こういった状況になってるということについては、心から申し訳ないという思いであります。
先ほど県議会で不信任決議案が全会一致で可決されました。この事実というものは、しっかり私自身が受け止めなければいけない、重い状況だと改めて認識しています。
ーー不信任案が全会一致で可決という状況を招いた原因は?
斎藤元彦・兵庫県知事:
今の状況を招いてしまったのは私に責任があると。
問われる知事の責任。
記者の質問は“パワハラ疑惑”などを巡る告発文書問題の責任にも及んだ。
ーー文書問題についてご自身の責任があったと認める?
斎藤元彦・兵庫県知事:
そうですね。
不信任決議が可決された兵庫県の斎藤知事。“パワハラ疑惑”などを巡る告発文書問題について、重い責任があると認めた。
斎藤元彦・兵庫県知事:
いろいろ法的にもそういった面も、今も私は変わりなく問題な面があると考えてますけど…。
10日以内に決断へ…即答避ける
問われる今後の決断については即答を避けた。
斎藤元彦・兵庫県知事:
さきほど不信任が可決されたばかりですので、いますぐいつと申し上げることはできませんが、しっかり考えて決断を出す中で、タイミング、日時についてはあらかじめお伝えしたいと思います。
ーー(議会を)解散するということは排除しないと受け取ってよいか?
斎藤元彦・兵庫県知事:
どういった選択をするかは、まさに今決まったところですし、大変重い判断になりますから、これからしっかり考えていくと。
(「イット!」9月19日放送より)
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