福島第一原発の処理水放出を巡り、日中両国は20日午後、処理水の追加モニタリングを行うことを前提に、中国による日本産水産物の段階的な輸入再開に向けた発表を行う予定です。
岸田首相は20日午後、IAEA(国際原子力機関)のグロッシ事務局長と電話会談し、処理水の安全性に関する追加のモニタリングの実施について合意する見通しです。
これを受け中国側は、基準に合致した日本産水産物の輸入を段階的に回復させていくことに同意する方向で、日中両国が今後の方向性を発表する見通しです。
輸入再開は2023年8月の処理水放出以来で、禁輸撤廃を求める日本と中国の間で調整が続いていました。
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