岸田総理はアメリカの議会で演説し、「堅固な同盟と不朽の友好を誓う」と述べ、日米の結束を強調しました。
(政治部・千々岩森生記者報告)
演説では、自由や民主主義という当たり前の価値を強調する場面が目立ちましたが、背景にはアメリカをトランプ時代のような一国主義に戻してはならないという強い危機感がありました。
岸田総理大臣
「私は信じます。日米両国は平和にとって、自由にとって、そして繁栄にとって必要不可欠な存在です。信念という絆で結ばれ、私は日本の堅固な同盟と不朽の友好をここに誓います」
岸田総理はロシアや中国の軍事動向を挙げて、強権的な体制に対抗して、アメリカとともに国際秩序を守る姿勢を繰り返しアピールしました。
一方で、ウクライナ支援や、「核兵器のない世界」というアメリカ国内に反発もあるテーマをあえて取り挙げて、議場を埋めた議員らの反応が分かれる場面もありました。
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