自民党総裁選に立候補した高市早苗経済安全保障相は20日の記者会見で、自身の政策リーフレット郵送に関し「1人だけ郵送したわけではない」と述べた。高市氏以外のどの候補が郵送していたかは言及せず、他の陣営から批判が出そうだ。
党総裁選挙管理委員会は4日付で文書郵送の禁止を各議員に通知。選管委の逢沢一郎委員長は11日、高市氏を口頭注意した。その後も他の陣営から不満の声が相次ぎ、逢沢氏は19日に「選挙の正当性を毀損することにつながりかねない」との声明を出した。
高市氏は19日には「結果的に4日以降に郵便物が届いたとしたら、誤解を招く行為だった」と述べていた。〔共同〕
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