2026年に愛知県などで開かれるアジア競技大会で、選手村の代わりにクルーズ船などを活用する計画に対し、主催者のOCA=アジア・オリンピック評議会が大幅な見直しを要望しました。

 名古屋市内のホテルで9月19日から20日にかけ、組織委員会からOCAに対して大会の準備の進捗を説明する会議が開かれました。

 組織委員会は建設費の高騰から選手村の建設を断念し、選手らにはクルーズ船や既存のホテルに分散して宿泊してもらう計画でしたが、OCAはより多くの選手同士が交流できる拠点が必要として代替案の提出を求めました。

 組織委員会の村手聡事務総長は、選手村の建設は難しいとの考えを改めて示したうえで「様々な可能性を考えていきたい」として来月末までに代替案をまとめると話しました。

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