立憲民主党の代表選挙で、4人の候補者は21日、党の青年局と動画配信サイト「ニコニコ生放送」が共同で開催した討論会に臨みました。

野田元総理大臣は「自民党は人を雇う側の論理で物事を決めるが、われわれは働く人の立場で政策を考えていく」と述べました。

枝野前代表は「中国は大国で経済的な関係も深いので、ケンカしているだけでなく、議員交流でパイプをつないでおくべきだ」と述べました。

泉代表は「教育の無償化と漠然と言っても無責任で、まず着手するのは給食費の無償化だ。ほかの野党や自民党も反対しない」と述べました。

吉田晴美氏は「これからはグローバル経済や気候変動など挑戦的な世の中になる。その中で力になるのが教育だ」と述べました。

一方、投票を23日に控える中、候補者4人は、1回目の投票でいずれも過半数には届かず、上位2人による決選投票となる公算が大きくなっています。

各陣営は票の上積みを目指して、働きかけを強めるとともに、ほかの陣営に連携を呼びかけるなど決選投票をにらんだ動きも活発になっています。

今回の代表選挙で、全体の半分のポイントを占める、地方議員や党員・サポーターによるいわゆる「地方票」のインターネット投票は、22日午後5時までとなっていて、各陣営はSNSなどでギリギリまで支持を呼びかけることにしています。

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