自民党の総裁選挙の候補者らが22日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、中国の軍事活動や海洋進出への対応をめぐって議論しました。
高市経済安保相:
かなりハイレベルで、しっかりと(中国に)抗議をするということ。日本は完全になめられていると思います。
小林前経済安保相:
領空侵犯された時には、場合によっては、こちらから警告射撃をする可能性がある。中国当局に対して伝えていいんじゃないかと思います。
小泉元環境相:
「法律戦」という部分で、法の支配という観点から、諦めずにより積極的に発信を国際社会でやっていく。
上川外相:
国際社会の中で、今のような中国の行動は認められない。しっかりと(訴え)、ある意味では圧力をかける。
加藤元官房長官:
遺憾だというだけではなく、国際社会の中でおかしいのではないかと(指摘するべきだ)。やはり、これを許していたのでは法の支配が崩れていってしまう。航行の自由が失われてしまう。
河野デジタル相:
この地域でも、何か起きた時には多くの国に関与してもらう。そういう枠組みを作っていくことが必要だと思う。
石破元幹事長:
問題は、警察権で領空侵犯に対応しているので、警告射撃はできるが危害射撃ができないんです。抑止力にも全くならない。
茂木幹事長:
(中国は)いわゆる“サラミ戦略”というが、一歩一歩ずつ自分たちの権益を増やしていこうとする。対抗した強い措置が出るという姿勢を示すことが極めて重要だ。
一方、林官房長官は大雨への対応のため欠席し、午前11時過ぎ、記者団の取材に「災害対応の陣頭指揮にあたるため、公務を優先し、総裁選日程への参加を中止することとした」と述べました。
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