岸田文雄首相は22日(日本時間23日)、訪問先のニューヨークでカナダのトルドー首相と約25分間、会談した。トルドー氏は2023年5月の主要7カ国首脳会議(G7広島サミット)の公式日程として広島平和記念資料館(原爆資料館)を視察したG7首脳のうち、同館を私的に再訪している。これについて岸田首相は会談で「大変心が動かされた」と伝え、「核兵器のない世界に向け、引き続き協力していきたい」と述べた。
また岸田首相は、自身の退任発表を受けてトルドー氏から手紙をもらったとして感謝を伝え、友情に謝意を表した。トルドー氏は「今後日本とカナダの協力を一層強化していきたい」と応じた。25年はカナダがG7の議長国で、岸田首相は「G7の強固な連携をリードすることを期待している」と述べた。【ニューヨーク影山哲也】
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