立憲民主党の新代表に選出され、立ち上がって礼をする野田佳彦氏=東京都港区で2024年9月23日午後3時40分、渡部直樹撮影
写真一覧

 立憲民主党は23日、東京都内で開いた臨時党大会で代表選の投開票を行い、代表に野田佳彦元首相(67)を選出した。新代表の任期は2027年9月まで。

 代表選は1回目の投票でどの候補も過半数に届かず、野田氏と元代表の枝野幸男衆院議員(60)の上位2人が決選投票で争った。

 代表選にはこのほか、代表を務めていた泉健太衆院議員(50)と吉田晴美衆院議員(52)が立候補した。

 27日に投開票される自民党総裁選の候補者からは早期の衆院解散・総選挙を主張する声が相次いでいる。野田氏が「選挙の顔」として挙党態勢を早期に構築し、選挙準備を加速できるかが大きなポイントとなりそうだ。【樋口淳也】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。