立憲民主党は9月23日午後1時から新代表を選ぶための臨時党大会を行いました。

1回目の投開票の結果、立候補した4人がいずれも過半数に届かず、野田佳彦 元首相(267ポイント)と枝野幸男 前代表(206ポイント)による決選投票に進みました。

この時点で泉健太 代表(143ポイント)の敗戦が決まり、代表の交代が確定。

そして、国会議員、国政選挙の公認候補予定者、都道府県連の代表者による決選投票の結果、野田佳彦 元首相が232ポイントを獲得し、新代表の座を射止めています。

静岡県内では源馬謙太郎 衆議院議員(静岡8区選出)が野田元首相の推薦人に名を連ねていました。

このほか、立憲民主党の代表選には吉田晴美 衆議院議員も立候補し、1回目の投票で122ポイントを獲得しています。

決選投票を前に、野田元首相は「17日間にわたり、長丁場だったが充実した論戦を交わすことができた。枝野氏には改めて立党の精神を学ばせてもらった。泉代表には3年間の党勢拡大のための奮闘に頭の下がる思いを改めてした。吉田氏には新鮮な発想を学ばせてもらった」と述べた上で、吉田氏が掲げた教育無償化に賛成の立場を示し「日本は教育の機会均等を目指してきたはず。それにも関わらず家庭によっては学ぶチャンスを得ることができない子供たちがいる現状を変えていかなければいけない。誇りをもって、これからも堂々と子供の育ちや学びを支える社会を作ろう。そして、親ガチャという言葉を死語にしよう。教育無償化のみならず医療・介護・障害者福祉など、ベーシックサービスは段階を経て、すべて国が供給していく体制を作りたい。所得制限なく、すべてのベーシックサービスを供給する国にしたい。すなわち、それは弱い人を助ける政治はもう終わり、弱い人が生まれない社会を作るということ。みんながこの国に生まれてよかったと思える、国ガチャに当たったと言える国を作ろう。多様性を認め合う共生社会を作りたい。特に選択的夫婦別姓は急務」などと支持を呼び掛けていました。

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