岸田総理大臣はウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、最高位の勲章を授与されました。退任前、最後の外遊となるアメリカ訪問を終えてまもなく帰国の途に就きます。

 「日米同盟をかつてない高みに引き上げた」など、岸田外交の成果に胸を張りました。

岸田総理大臣
「3年間振り返りまして、日本外交への世界からの期待、これは高いものがあると感じています」

 先ほど、ゼレンスキー大統領から「ウクライナ国民全員からの最大限の感謝だ」として
勲章が授与されました。

 岸田総理は、「日本は引き続きウクライナ支援を全力で進める」と応じました。

 国連総会での一般討論演説は行わず、自民党総裁選挙に備えるため、この後、帰国します。

 候補者9人のうち誰に投票するかについては、「私の内閣が進めた政策を引き継ぎ、発展させるのは誰かを注視する」と述べました。

 岸田総理は、旧岸田派の幹部に対し、「決選投票ではまとまって動こう」と話すなど、次の政権でも主導権を維持したい考えです。

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