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 立憲民主党の新しい代表が野田佳彦元総理(67)に決まりました。27日に自民党総裁選を控えるなか、政権奪取への意気込みを語りました。自民党関係者は「一番手ごわい相手」と警戒感を強めています。

■野田氏は24日、党役員人事の骨格を決める方針

司会
「それでは野田代表よろしくお願いします」 野田佳彦新代表
「すみません。代表と言われて、なかなか気づきませんでした」

 新たな立憲民主党の顔に選ばれた野田元総理。選出後、改めて最大の政治改革として掲げる「政権交代」を訴えました。

野田新代表
「私は本気で政権を取りにいく覚悟であります。戦いはもうきょうから始まります。どうぞ皆さん、きょうからノーサイドです。挙党体制で政権を取りにいきましょう」  代表選には野田元総理、枝野幸男前代表、現職の泉健太代表、当選1回で唯一の女性候補である吉田晴美衆院議員の4人が立候補しました。

 1回目の投票では、野田氏がトップでしたが過半数には届かず、枝野氏との決選投票になりました。

 国会議員や都道府県連の代表者らによる投票の結果、232ポイント対180ポイントで野田氏が勝利しました。

 野田氏は総選挙を見据えて準備を加速させる考えで、24日午前中までに党役員人事の骨格を決める方針です。 野田新代表
「私には刷新感がないので、周辺の骨格人事のなかでは、そういう観点からの人事は一つ有力な観点だと思います」

 敗れた候補者たちも、来たる総選挙へ向け、気持ちを新たにしていました。

枝野元代表
「結果が出ましたので、来たる総選挙、私も一兵卒として、しっかり頑張ってまいりたいと思っております」 泉前代表
「両横綱に思いっきり上手投げを打たれた感じがしました。まだまだ自分自身の力足らず、修行不足。四股を踏んでやり直します」

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■「一番手ごわい」自民党警戒

■「一番手ごわい」自民党警戒

 一方、27日に投開票が行われる自民党の総裁選。野田氏が代表に選ばれたことで、党内では警戒感が高まっています。

自民党関係者
「選挙を考えると野田さんが一番手ごわい相手だ」 自民党総裁選候補者
「野田さんってのは本当に弁論の雄ですからね。そして言葉を飾らない人で、それは決して甘く見てはいけない。非常に手ごわい相手になる。誰が総裁であってもそうだと思います」

(「グッド!モーニング」2024年9月24日放送分より)

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