日米韓3カ国の外相は23日（日本時間24日）、ニューヨークで開催中の国連総会に合わせて会談した。年内に首脳会合を開き、情報共有を円滑にするための「3カ国連携メカニズム」の発表を目指すことで一致した。
上川陽子外相とブリンケン米国務長官、韓国の趙兌烈（チョ・テヨル）外相が出席した。日米首脳の交代を見据え、日米韓の強固な連携を続けると申し合わせた。中国の海洋進出を含む地域情勢や経済安全保障を巡り意見交換した。
北朝鮮の核・ミサイル活動の進展に深刻な懸念を共有し、抑止力と対処力を強化すると確かめた。上川氏は北朝鮮による日本人拉致問題への米韓の一貫した支持に謝意を示した。
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