自民党安倍派の国会議員約20人は25日、東京都内の議員宿舎で会合を開き、党総裁選(27日投開票)の終盤情勢について意見交換した。同派として推す候補はいないものの、候補が2人に絞られる決選投票では一致した行動を取るべきだという意見も出たとみられる。
会合は、西村明宏国対委員長代行や柴山昌彦元文部科学相などが中心となって呼びかけた。参加者は、衆院議員が多かったが、一部の参院議員も出席した。
党所属の国会議員や党員・党友の支持動向では、高市早苗経済安全保障担当相(63)、石破茂元幹事長(67)、小泉進次郎元環境相(43)が先行。「三つどもえ」の争いとなっている。このため、会合では上位2人による決選投票となった場合は、どの候補に投票すべきかを協議したとみられる。【遠藤修平】
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