移転した県庁舎の跡地の活用に向けて、県は民間企業のアイディアや意見を募る「サウンディング型市場調査」を行います。

調査を前に、県が説明会を開き、県内外の建設会社や設計会社などオンラインを含めて約80人が参加しました。

県は、県庁舎の歴史や跡地に求められる具体的な機能について説明しました。

県職員
「郷土愛のみならず、来訪者を含めた新たな価値観を醸成したい」

説明会の後、参加者は実際に現地を訪れ、周辺の環境や景色などを見て、活用についてイメージを膨らませていました。

福岡の事業者
「(長崎市出身で)ここら辺はなじみもあるので、何かいいのができればなと思って見ている」

県は跡地について、イベントなどに利用できる広場や情報発信、交流を支援する機能を持たせるという構想を発表していますが、具体的な施設については決まっていません。

県庁舎跡地活用室 松島勝久 室長
「ここの地をにぎわいの場として持続可能な状況で続けていきたいので、そこは苦手とするところでもあるので、より良いものを作る中でいいアイディアを頂きたい」

民間からの提案は10月16日まで受け付けたあと、10月22日からは個別の対話を行い、11月中旬に公表する予定です。

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