就任後、初めて街頭に立った立憲民主党の野田新代表。
野田氏の登場で総裁選を2日後に控える自民党もザワついています。
■立憲・野田氏が始動 自民党に“ザワつき”
高校生に囲まれて、にんまりする立憲民主党の新しいリーダー、野田佳彦代表 67歳。
25日朝、代表就任後 初めて街頭に立ちました。 立憲民主党 野田佳彦 代表(67)「裏金事件というのは、脱税事件であります。自民党の処分が甘すぎるのならば、有権者が来たるべき総選挙でペナルティーを与えなければなりません」 27日に自民党の新総裁が決まり、10月1日に召集される臨時国会で、新しい総理大臣が決まる政治スケジュールですが… 立憲民主党 野田佳彦 代表(67)
「総選挙 本当に近いと思いますので、よろしくお願いします」
衆議院の早期解散に「警戒心ありあり」のご様子…
自民党の総裁候補では、小泉進次郎氏ができるだけ早期に解散すると明言。その他の候補は、国会論戦などを通じて新政権の方針を示してからなどとしています。
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政治部(自民党総裁担当) 飯田陸央 記者「衆議院の解散・総選挙については、小泉氏は『裏金問題で国民の審判を仰ぐべきだ』として、早期解散を掲げていますが、石破氏は『物価高対策は秋の国会でやるべきだ』と国会での質疑をある程度行う考えです。高市氏も『何をやる内閣なのか国民に示す必要がある』と」 政治部(自民党総裁担当) 飯田陸央 記者
野田代表は8月、こう予言しています。
立憲民主党 野田元総理「徹底した審議はやらないと思います。化けの皮が はがれないうちにやるというのが得意技ですから。解散・総選挙は11月ぐらいにあるだろうと」 立憲民主党の代表に野田氏が選ばれたことは、総裁選挙にも少なからぬ影響を与えています。 自民党 中堅議員
「しっかり野田さんと政策論争できる人でないといけないとみんな思うでしょう。それは今の候補者の中で誰なんだろうと」 自民党関係者
「進次郎構文では野田さんの弁舌には太刀打ちできないだろう。高市さんも、もろ刃の剣になる可能性がある。『売られたケンカは買う』というあのスタンスは野党からしたら格好の攻撃対象だ」 政治部(自民党総裁担当) 飯田陸央 記者
「現状、議員票で最優位に立つ小泉氏ですが、論戦や演説の名手とも言われる
野田氏が代表になったことで、より安定感、答弁能力の高さを求める声が大きくなり、小泉氏が失速気味です。ベテラン議員は『石破 対 高市の構図も現実味が出てきた』と話しています。そんな中、小泉氏はきのう(24日)、麻生副総裁と面会し、議員票について協力を求めたとみられています」 麻生派を率いる麻生副総裁のもとには、25日午後、高市陣営の幹部が面会に訪れました。
こちらも決選投票をにらんで協力を要請したとみられます。
決選の日が27日に迫っています。
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