災害時のペットの支援体制の充実を図るため、松江市は動物学科のある市内の専門学校と協定を結びました。

松江市役所であった締結式には、市内を中心に専門学校などを運営する坪内学園の坪内理事長と上定市長が出席し、それぞれ協定書に署名しました。

今回の協定では、坪内学園が運営する松江市の専門学校「坪内総合ビジネスカレッジ」をペット同伴の避難所として利用できるとしています。この専門学校は、動物学科を設けていてペット用のシャワーがあるなど動物の介護や世話をする環境が整っていて、災害発生から約1週間、教室などを利用して避難者26人と一緒に最大75匹のイヌとネコの受け入れが可能だということです。
今回の協定は、能登半島地震でペット避難の厳しい現状を知った坪内学園が災害時のペット支援で協力できないかと市に相談して実現しました。

坪内学園・坪内浩一理事長:
自由にイヌが動ける場所もあるので、安心してイヌが過ごせると思うし、またそれが飼い主にとっても安心につながると思う」

上定市長は災害時に有効に活用させてもらいたいと話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。