自民党谷垣グループ(有隣会)は26日、政治資金規正法に基づき、政治団体の解散届を総務相宛てに提出した。派閥と異なり掛け持ち所属を認める議員グループとして活動してきたが、派閥裏金事件で多くの派閥が解散方針を決めたのにならい、解消することとした。グループの残金は所属議員で分け合った。解散は26日付。

 谷垣グループは2012年、解散した岸田派と同じ宏池会に所属した谷垣禎一元総裁らが離脱して結成した。派閥の結束のように強い締め付けはなかったが、政治資金パーティーを年1回開いてきた。今年1月に解散方針を決めた。(共同)

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