自民党総裁選は、27日午後に投開票されます。9人の候補者が乱立し決選投票は確実な情勢で、上位3人が激しく競り合っています。
国会議員票では、小泉元環境大臣が菅前総理をはじめとする無派閥の議員や二階派、旧岸田派の一部の議員から支持を得ていて、およそ60票を固めています。
高市経済安保担当大臣は、安倍派など保守系の議員らを中心に40票近くを集めています。
石破元幹事長は、無派閥のベテラン議員や参議院議員を中心に票を固めていますが、30票台半ばとなっていて、高市氏に追い抜かれました。
林官房長官は旧岸田派の議員を中心に、小林前経済安保担当大臣は中堅・若手を中心に40票を超える支持を取り付けています。
茂木幹事長は30票台半ば、河野デジタル大臣は20票台後半、上川外務大臣、加藤元官房長官は、およそ20票と伸び悩んでいます。
まだ40人の動向が分かっていません。
国会議員票では、小泉氏、高市氏、石破氏と続きますが、党員票では石破氏が優位に立つとみられ、決選投票はこの3人のうち2人が進むとみられます。
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