自民党総裁選は27日、党本部で国会議員の投票(有効367票)が行われ、党員・党友票(368票)と合わせて即日開票された。得票が最も多かったのは高市早苗経済安全保障担当相(63)の181票。2位は石破茂元幹事長(67)の154票で、票の過半数を得た候補者はなく、両氏が上位2人による決選投票へと進んだ。
候補者9人のうち、小泉進次郎元環境相(43)ら7人は苦杯を喫した。
決選投票は国会議員票(368票)と都道府県連に1票ずつ割り振られた47票の計415票で争われ、国会議員票の比重が高まる。
決選投票の開票結果は午後3時半ごろ発表され、両院議員総会で新総裁を選出。臨時の役員会・役員連絡会合同会議、総務会を開催した後、午後6時ごろから新総裁が記者会見に臨む。新総裁は10月1日召集予定の臨時国会で新首相に指名される見通しだ。
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