自民党の新たな総裁に石破茂さんが選ばれました。早期の解散も予想される中、長野県連会長の宮下一郎衆院議員は「地方創生を訴える石破さんに期待したい」などと述べました。

(記者リポート)
「総裁選が行われている自民党本部前です。次のリーダーには誰が選ばれるのでしょうか」

過去最多の9人で争われた今回の総裁選。議員の投票に先立って開票された長野県内の党員票。結果はトップが高市早苗氏3289票、次いで石破茂氏2788票、小泉進次郎氏1325票と続きました。

始まった議員の投票。結果、1回目は誰も過半数に届かず、高市さんと石破さんによる決選投票となりました。

議員票と都道府県票を合わせ215対194で石破茂さんが新たな総裁に選ばれました。

自民党・石破茂新総裁:
「国民を信じ、勇気と真心を持って真実を語り、日本国をもう一度、皆が笑顔で暮らせる安全で安心な国にするために石破茂、全身全霊を尽くしてまいります」

県関係議員の投票先です。1回目の投票では宮下一郎衆院議員は高市さんに、それ以外の4人はそれぞれ推薦人を務めた候補に投票しました。

決選投票では後藤茂之衆院議員が石破さん、若林健太議員と宮下議員が高市さんに投票。他の2人は明らかにしませんでした。

長野1区・若林健太議員:
「新総裁の下で一致結束するのが自民党の伝統ですから取り組みたい」

衆院・比例・務台俊介議員:
「地方創生とか農村地域、過疎対策、そういうこに非常に造詣が深い。そうした対策は期待している」

長野3区・井出庸生議員:
「地方の議員票が多かった印象を持っていて地方の期待に応えてほしい」

長野4区・後藤茂之:
「もう一度、国民と真正面からぶつかって、本音で語って党を立て直す」

早期の解散も予想される中、県連会長の宮下一郎衆院議員はー。

自民党長野県連・宮下一郎会長:
「地方創生、東京一極集中の是正、農林水産業や中小企業、地方の経済も守っていく。強くしていくと訴えている。長野県を守り長野県を前に進める、元気にすることを石破新総裁を先頭に訴えたい」

自民党県連・西沢正隆幹事長:
「地方の声を吸い上げて、今後の党運営、日本の運営をしてもらえれば」

選挙の顔ともなる石破新総裁。10月1日の臨時国会で新内閣総理大臣に選出されることになります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。