自民党の石破茂総裁は29日のNHK番組で、衆院解散・総選挙に踏み切る時期について、「総理、閣僚が代わるわけなので、(国民の)皆さん方のご判断をなるべく早く仰ぐべきだ」としたうえで、「判断を仰ぐだけの材料をなるべく早く提示したい」と述べた。10月中の衆院選投開票の可能性について問われ、「いろんな可能性は否定しない」とした。
石破氏は衆院選について、最速の場合、「10月15日公示、27日投開票」の日程で行う方向で調整している。「10月29日公示、11月10日投開票」で行う案もある。
また石破氏は、ラオスで10月8~11日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席する意向も示した。「日本は日本の主張を言わなければならない。これは基本、出るべきだ」と述べた。【内田帆ノ佳】
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