自民党の石破新総裁は、午前11時すぎに党本部に入りました。

石破氏は、新たな党役員として、副総裁に菅前総理大臣、幹事長に森山総務会長、総務会長に鈴木財務大臣、政務調査会長に小野寺元防衛大臣、選挙対策委員長に小泉元環境大臣、国会対策委員長に坂本農林水産大臣を起用します。

一方、最高顧問には麻生副総裁が就任します。

石破氏は、午後1時半から開かれる臨時総務会で人事の了承を得る考えで、森山氏らは、午後3時から記者会見に臨むことにしています。

また、石破氏はその後、連立を組む公明党の石井代表と会談し、両党の新たな政権合意に署名することにしています。

石破氏は、10月1日に召集される臨時国会冒頭の総理大臣指名選挙で第102代の総理大臣に選出されたあと、ただちに組閣に臨むことにしていて、閣僚の顔ぶれもすでに固まっています。

一方、石破氏は、衆議院選挙について野党側との論戦を経て10月9日に衆議院を解散し、15日公示、27日投開票の日程で行うことを軸に最終調整を進めていて、近く考えを明らかにすることにしています。

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