自民党の石破新総裁は、新執行部としての記者会見で衆議院の解散総選挙について27日に投開票を行う考えを表明しました。

 石破氏は「新政権はできるかぎり早期に国民の審判を受けることが重要だ」と述べたうえで、条件が整えば「10月27日に解散総選挙を行いたい」との考えを示しました。

 解散権を持つ総理大臣に就任する前に、表明を急いだ理由については全国の自治体の選挙準備の観点からだと説明しました。

 そのうえで「総理に選出されればという仮定のうえで申し上げている。不適切なものだとは考えていない」と強調しました。

 石破氏は10月1日に召集される臨時国会で総理大臣に指名された後、組閣し4日に衆参両院で所信表明演説を、7日から各党による代表質問を行う見通しです。

 その後、党首討論を行い9日に衆議院を解散する日程を想定しています。

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