岸田内閣は1日午前に総辞職し、1094日間の政権運営に幕を下ろしました。

 岸田総理大臣は談話を発表し、「変化を力にする取組を着実に進めてきた」と政権の成果を強調しました。

 岸田総理は談話で経済の再生が「政権の最大の使命だ」としたうえで、「過去三十年間続いたデフレ型経済から抜け出す千載一遇のチャンスを迎えている」と強調しました。

 また、政権の成果と位置付ける少子化対策や防衛力の抜本的な強化にも触れ、「国民の皆様から賜った御理解と御協力に心より御礼申し上げる」と謝意を示しました。

 自民党の派閥による裏金事件については「国民の信頼を揺るがす事態を招いたことは遺憾であり、政治改革に引き続き取り組んでいかなければならない」と決意を示し、「次なる内閣、新総理に対してもご支援をお願いします」と呼び掛けました。

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