れいわ新選組の大石晃子共同代表が1日の衆院本会議で、首相指名選挙の投票での登壇時に「能登の補正予算を」「裏金隠しの解散やめろ」と書いた紙を掲げる一幕があった。額賀福志郎議長が複数回中止するよう命じたが、拒否したため、衛視2人が抱え、強制的に降壇させた。
大石氏は再登壇して投票した際も紙を持参した。本会議後、石破茂自民党総裁が首相就任前の9月30日に衆院選日程を表明したことに起因する行動だと記者団に説明。「国会軽視の憲法違反に対し、少数政党ができる抗議だ」と訴えた。
与野党は、本会議後の衆院議院運営委員会理事会で大石氏の言動を巡る対応を協議した。大石氏は過去にも同様の行為で厳重注意を受けた。〔共同〕
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