NHKは3年間で長時間労働による労災認定が複数あったとして4月に行政指導を受けていたことを明らかにしました。先月30日に改善計画を提出し、公表しました。

 NHKでは2年前、2019年に死亡した40代の男性管理職が過労死と認定されています。

 今年3月にも別の職員が長時間労働で労災認定を受けたことから東京労働局から過労死等防止計画をまとめるよう、4月に行政指導を受けていました。

 この職員はすでに職場に復帰しているとし、部署や年齢、性別は明らかにしていません。

 先月30日、長時間労働の是正に加え、上司が職員の健康状態や勤務を把握するなどとした改善計画を提出したということです。

 NHKはコメントを発表し、「長時間労働に頼らない組織風土づくりなど働き方の改善に取り組んでいく」としています。

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