1日に発足した自民党の石破新内閣で、佐賀県選出で参議院議員の福岡資麿さんが厚生労働大臣として初めて入閣しました。佐賀県関係の議員では8年ぶりの入閣となります。

【林芳正官房長官】
「厚生労働大臣、福岡資麿」

福岡さんは佐賀市出身の51歳。2005年に衆議院議員に初当選し、2010年には参議院に鞍替えして当選しました。
現在3期目で、参議院政策審議会長を務めていた福岡さん。医療や福祉など厚生労働の分野に精通し、これまでに自民党の厚生労働部会長を2回務めています。
佐賀県関係の議員が入閣するのは、2016年に衆議院議員の今村雅弘さんが復興大臣に就任して以来、8年ぶりとなります。
福岡さんの初の入閣に、県民は…。

【女性】
「見たことある人が大臣になるなんてっていうのでびっくりしました、小さいお子さんとかお年寄りの方にも優しいところをお見掛けしてたので、活躍されるんじゃないかな」
【男性】
「日本の新薬開発能力とかそういうのをやっぱり高めてほしいです、世界を抜くように」
【女性】
「介護の方が厳しくなっていってヘルパーさん辞めていって、介護してもらう方が困っている弱い人に少しでも手厚くしてもらいたい」

【小中学時代の同級生】
「今まで政治家頑張ってこられて、初入閣ということで、本当にうれしく思っている。また同級生でもお祝いしたいなという声が上がっていますので、また近いうちに会えれば」

一方、自民党以外の政党からは様々な声が聞かれました。

【立憲民主党県連・徳光清孝事務局長】
「福岡さんは以前から存じ上げている方なので素直にお祝いを申し上げたい。医療・福祉・労働分野は喫緊の課題が多いので、しっかりと国民に寄り添った政策を実施してもらいたい」
【公明党県本部・中本正一代表】
「初入閣おめでとうございます、特に厚生労働分野で様々な勉強もされてその知見もお持ちなので、大臣としてご活躍されることを本当に心から祈っています」
【共産党県委員会・武藤明美副委員長】
「福祉の部門や働いている人たちの問題とか国民の暮らしに直結した大事な部署。佐賀県民の隅々の問題もしっかり捉えていただいて、皆さんの声を受け止めていただいて、それを反映していただきたい」

石破総理は、10月27日に衆議院選挙を行う方針を示しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。