自民党の石破茂氏が10月1日午後、国会で首相に指名されました。

すでに組閣を終えていて、1日午後8時現在、皇居で行われている認証式を経て、石破内閣が正式に発足します。

臨時国会は、会期をめぐり与野党が折り合わないまま召集日を迎えました。

午後の衆議院本会議は約30分遅れて始まり、会期については採決の末、9日間とすることが議決されました。

そして、首相指名選挙で、石破氏が第102代の首相に選出されました。

石破氏は、その後、国会内の各党の控え室を訪れました。

石破氏が、27日投開票の日程で衆院選を行う方針を示したことを、野党各党は改めて批判しています。

立憲民主党・野田代表:
(石破氏は)与野党が予算委員会等で論争して、国民の皆さまに判断材料を提供してから信を問うと、言ってきたことを守ってないじゃないか。とっとと逃げてしまうということに対して、私は深い失望を覚えています。

日本維新の会・馬場代表:
戦う前から逃げているということですから、敵前逃亡内閣というのがぴったりの名称じゃないかなと思います。

一方、首相指名を受け組閣作業に着手した石破氏は、内定していた新閣僚を首相官邸に呼び込みました。

三原じゅん子新こども政策相:
(石破首相から)「大変重要な政策なので、しっかりと取り組んでほしい」ということ(を指示された)。しっかり石破政権の中で頑張ってまいりたいと思います。

村上誠一郎新総務相:
(総務省は)かなり分野が広いんですよね。各部署の内容について、まず早くきちっと勉強しておこうと。

午後8時現在、皇居では、石破首相の親任式に続き、閣僚の認証式が行われています。

新内閣の初閣議は、この後、午後10時過ぎに行われる予定です。

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