10月1日、石破茂内閣が発足し、岡山からは2人が入閣しました。2日は内閣が本格的に始動し、閣僚は石破総理大臣のもと、それぞれの持ち味を生かして仕事を始めました。
今回、初入閣となった衆議院比例中国ブロック選出で現在6期目の阿部俊子文部科学大臣(65)。2日は前任者から引き継ぎを受けました。その後の記者会見では、取り組む政策を述べました。
(阿部俊子文部科学相)
「教師を取り巻く環境整備。我が国の研究力向上。スポーツ立国。文化芸術立国の実現をはじめとする重要課題に一つ一つ丁寧に取り組んでいく」
看護師の資格を持つ阿部大臣。教育行政をつかさどる官庁のトップとして、自身の経験を生かす考えを示しました。
(阿部俊子文部科学相)
「私自身が看護師ということもあり、障害がある子供の教育。また学校に行けなくて困っている子供の教育。様々な子供たち、学校と向き合う中で課題があることを含めて、外国人の子供も増えているところで誰も取り残さないことは大切だと思っている」
一方、再び入閣することになった衆議院岡山5区選出で、7回の当選を数える加藤勝信財務大臣(68)。安倍政権で1億総活躍担当大臣として初入閣し、続く菅政権で官房長官を務めるなど要職を歴任しています。
財務省の前身、旧大蔵省出身ですが、財務大臣への登用は今回初めてで、2日は前任者から引き継ぎを受けました。
石破総理が掲げる賃上げと投資がけん引する成長型経済を実現するため、地域の金融機関向けの政策などを進めたいと話しました。
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