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石破内閣が1日、正式に発足しました。石破新総裁は、10月27日に総選挙を行うと表明しました。

■“石破ショック”日経平均株価 下落

石破新総裁は経済政策について、
●株式の売却益などにかかる金融所得課税の強化
●法人税・所得税の引き上げに余地がある
として、「負担する能力のある方・法人には、負担をお願いする余地が多分にある」と話しています。

新しい総理が誕生すると、ご祝儀相場で一時的に株価が上がると言われます。

2012年、第2次安倍内閣の発足時は、発足翌日の終値が、その年の最高値を更新しました。

2021年、岸田前総理の就任時は、8営業日連続で株価が下落しました。

岸田前総理が総裁に選出された、9月29日からの下げ幅は2000円を超えて、市場では“岸田ショック”という声も出ました。

次のページは ■ファーストレディー 佳子さんはどんな人?

■ファーストレディー 佳子さんはどんな人?

石破新総裁を支えてきた、ファーストレディーとなる妻の佳子(よしこ)さんです。

総裁選直後、
「『雲の上にいるようだ』と選対本部長が言われて、私もまだそんな気持ちだった。それでつねってみて、現実だった。痛かった」と話していました。 「褒めることばかりじゃなく、ここはこうしたほうがいい、そういうアドバイスも。石破の目線では、これからますますものが見えなくなるかもしれない。私でも事務局でも、どんどんお寄せいただきましたらと思う」と話しました。 妻・佳子さんについて、 石破新総裁は、総裁選後のインタビューで、
「この間が41回目の結婚記念日だった。議員になって38年、本当によくやってくれたな。この人がいなければ今の私はない」と話しています。 「私ほとんど選挙区いないし、選挙のときも1日帰るか帰らないか。皆さん方の思いやご要望、あるいはいろんなご意見、全部真(しん)に受けているのは妻。本当に苦労かけっ放し」と語っています。 次のページは ■慶応大学在学中 図書館で…2人の“なれ初め”

■慶応大学在学中 図書館で…2人の“なれ初め”

お2人のなれ初めです。

大学の同級生です。
慶應大学法学部在学中、大学の図書館の階段を下りてきた佳子さんを、石破新総裁は、「一目見て、こんなきれいな女性がいるのかと本気で思った。感動に近いものがあった」と思ったということです。

その後、お近づきになろうと、『刑法』が得意だった石破新総裁が、予想試験問題を作成し、希望者に配布したところ、佳子さんも受け取ったそうです。

その後も、「試行錯誤」を繰り返したものの、在学中は、それ以上仲良くなることはできませんでした。

そして卒業の時に、石破新総裁は「当たって砕けろだ」と、卒業謝恩会の帰り道で佳子さんに「結婚を前提に付き合ってもらえませんでしょうか」と告白します。

しかし、このときは断られてしまいました。

そして、再会します。

1981年、石破新総裁の父・二朗氏が亡くなります。訃報が新聞に載り、佳子さんが弔電を送ります。

石破新総裁は、「電報くれてありがとう」と佳子さんに電話し、そこから2人のやり取りが再開し、交際へと発展したということです。

結婚後、佳子さんは地元・鳥取での活動を担い続け、地元では “石破新総裁をしのぐ人気” とも言われています。 総裁選後、『ファーストレディー外交』への意気込みを聞かれた時には、
「どうするんでしょうね、外交。責任が重い。(夫と)一緒にいくときもあるのかもしれませんね。責任が重いな、本当に」と話していました。 次のページは ■石破新内閣、閣僚人事の顔ぶれは

■石破新内閣、閣僚人事の顔ぶれは

石破新内閣です。

続投は、林官房長官と斉藤国交大臣です。初入閣が13人です。画像の赤で囲んだ人が、総裁選の推薦人で6人です。

今回の閣僚人事の特徴について、 テレビ朝日官邸キャップの千々岩森生氏です。
「石破新総裁と関係が近い人と、総裁選の決選投票で石破氏支持に回った『石破・小泉・岸田連合』の議員が目立つ」 閣僚の中には、石破新総裁の推薦人を6人も起用しています。これは異例の多さだということです。 過去の閣僚人事では派閥の影響もありましたが、 今回の人事について石破新総裁は、
「派閥はもうなくなった。どの派閥から何人ということは考えない」と説明をしていました。 今回の人事について、政治ジャーナリストの田崎史郎氏です。
「派閥の影響は見られないが、派閥解消を理由にした、あまりに露骨な身内びいきの人事になっている」 「総裁選を共に闘った8人の方、それぞれの最もふさわしい役職にお願いするのは当然のこと」としていました。 しかし、総裁選に出馬した河野太郎氏、上川陽子氏、茂木敏充氏は重要ポストから外れています。 自民党関係者は、
「3人は声もかかっていない。『あれだけ適材適所と言っていたのに』と呆れていた」と話しています。 「通常よりも、組閣の全容が判明するのが1日早い。議員の身体検査を十分していない可能性がある。実際、ある議員に組閣の話が持ち上がったが、2〜3時間で取り消された。身体検査に引っかかったのだろう」 (「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月1日放送分より) この記事の写真を見る(19枚)
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