自民 小泉選対委員長「失った信頼を築き上げる覚悟」
自民党の小泉選挙対策委員長は、東京・江東区で街頭演説を行い、集まった人たちのかけ声に手を振って応えていました。
演説で、小泉氏は「信頼を回復するのではなく、信頼をつくり上げる衆議院選挙にしたい。今、自民党の議員が向き合わなければならない問題が『政治とカネの問題』だ。選挙でこの問題に決着をつけ、自民党がみずからに鋭いメスを入れてでも、失った信頼を築き上げる覚悟を持って、国民と向き合う選挙にしなければならない」と訴えました。
公明 石井代表「SNSの発信で若い人を」
公明党の石井代表は、若い世代に政治への関心を持ってもらおうとSNSのライブ配信を行いました。
これに先立ち石井氏は「最近の選挙ではSNSの発信で若い人を引き付けることが一種のムーブになっているので積極的に活用したい。政治に対する不信感が非常に高まっているので、信頼回復の取り組みを発信していきたい」と述べました。
立民 野田代表「政権交代こそ最大の政治改革だ」
立憲民主党の野田代表は、岐阜県可児市で街頭演説に臨み、集まった人たち一人一人と握手を交わしました。
演説で野田氏は「石破総理大臣が、就任から戦後最短で衆議院を解散しようとしていることにびっくりしている。ついこの間まで言ってきたことと、やっていることが違い、これでは、政治に対する信頼をとり戻すことはできない。表紙をかえただけでは、自民党は変わらない。政権交代こそ最大の政治改革だ」と訴えました。
維新 藤田幹事長「有言実行で言ったことは必ず約束を守る」
日本維新の会の藤田幹事長は、神戸市の商店街で街頭演説を行い、集まった人たちとの写真撮影に応じました。
演説で藤田氏は「政治とカネの問題や政治改革の問題はさっさと片付けて、われわれが本当にやらなければならないのは、国民の生活をよくすること、国民の安心・安全を守ること、経済を成長させることだ。われわれは有言実行で言ったことは必ず約束を守る」と訴えました。
共産 山添政策委員長「自民党政治全体をおおもとからただす」
共産党の山添政策委員長は、神戸市中心部の繁華街で街頭演説を行い、訪れた人たちのもとを握手をしてまわっていました。
山添氏は記者団に「今問われているのは『裏金』事件だけではなく、大企業や経済界の利益を中心にするあり方だ。石破政権のもとでは改憲も含めて大軍拡の政治がいっそう加速することも予想されるので、自民党政治全体をおおもとからただす訴えを広げていきたい」と述べました。
国民 玉木代表 “自民党の『裏金』問題決着が最大の争点”
国民民主党の玉木代表は、高松市内のコミュニティーセンターを訪れて子どもたちと交流しました。
これに先だって街頭演説を行い、「衆議院選挙の最大の争点は、自民党の派閥の『裏金』問題に決着をつけることができるかどうかだ。こんな政治や政治家はだめだと判断してもらうほかないので、古い政治の一掃を訴えて戦っていく」と述べました。
れいわ 山本代表 “能登が心配なら補正予算を”
れいわ新選組の山本代表は、東京・渋谷区で、ラジオの政見放送用の音声収録を行いました。
このあと山本氏はNHKの取材に応じ「石破総理大臣が能登半島に入ったと聞いたが、心配ならばさっさと補正予算をつけろという話だ。こんな状態で解散するなんてむちゃくちゃだ」と訴えました。
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