石破茂総理大臣が裏金問題に関わった議員について、衆院選の比例重複立候補を認めない方針を示したことを巡って、衆院選に出馬をしない考えを明らかにする議員も出てきています。
■東京6区・当選5回の議員、不出馬を表明
越智隆雄衆院議員「今回の選挙は立候補しないことにいたしました」
「私の事務所では、適切に経理処理をしてきたわけですけど。一方で現実には、不記載議員として扱われていると。これを理解していただくというのは大変なことで、短期間では難しい」
東京6区選出の越智衆院議員、当選5回。前々回と前回は小選挙区で落選し、比例で復活当選していました。
越智衆院議員「私の不出馬の判断は、先週の土曜日から日曜日にかけて、私の気持ちを整理いたしました。ですので、石破総裁の判断は石破総裁の判断」
比例との重複が認められないこととは無関係としていますが、今回の衆院選には出馬しないと表明しました。
次のページは
■「覚悟できている」西村氏ら無所属出馬へ■「覚悟できている」西村氏ら無所属出馬へ
石破総理「結果として相当程度の非公認が生じることとなるが、責任をもって最終的に判断していく」
裏金議員の一部については公認としない方針を打ち出した石破総理。7日に開かれた自民党東京都連の会議では…。
自民党東京都連 井上信治会長「すべての候補者が当選できますように、ぜひ皆様方の絶大なるご支援・ご協力いただきたいと思っています。ただ、今回の選挙は本当に厳しい選挙になる」
終始うつむいたままの萩生田光一元政調会長。東京都連では萩生田元政調会長ら3人が非公認になる見込みです。
井上会長「我々の方もすでに党本部に対して公認の申請をしておりますし、きのうは政見放送の収録が終わったところなので。決断するにせよ、もう少し早く決断をしてもらいたかった」
東京24区から出馬する予定の萩生田元政調会長。役職停止処分中で政倫審に出席せず、非公認の対象です。
党役職停止1年 萩生田元政調会長「正式に聞いてないので、決まったらコメントします」
東京11区から出馬予定の下村博文元文科大臣も非公認の対象となっています。
党員資格停止1年 下村元文科大臣「もう始まっちゃったから。本会議始まっちゃったからごめんね」
同じく非公認の対象の西村康稔元経産大臣はこう述べました。
党員資格停止1年 西村元経産大臣「私は党員資格停止処分を受けてますので、もう無所属で立候補するという覚悟ができていました」
高木毅元国対委員長もこう述べました。
党員資格停止6カ月 高木元国対委員長「公認をしていただけないならば、違う形で出させていただくということ」
「(Q.無所属で?)そういうことでしょうね」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2024年10月8日放送分より)
この記事の写真を見る鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。