政府は8日、石破茂首相が10~12日の日程でラオスの首都ビエンチャンを訪問し、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席すると発表した。今月1日に就任した首相にとって対面での首脳外交デビューとなる。
10日は日ASEANやASEANプラス3(日中韓)の首脳会議、11日は東アジアサミット(EAS)に参加。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を確認する。
橘慶一郎官房副長官は8日の記者会見で「インド太平洋地域の主要国が集う重要なフォーラムだ」と出席の意義を説明した。
首相はまた、11日に日本主導で脱炭素化を進める「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の第2回首脳会合を開催。今後10年間の行動計画の合意を目指す。
首相官邸に入る石破茂首相=8日午前、東京・永田町
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