国会では9日午後、政治とカネの問題をめぐり、野党が追及する構えです。

国会から、フジテレビ政治部・木村大久記者が中継でお伝えします。

野党の幹部は、石破内閣に対する不信任決議案を提出する方向で調整していることを明らかにしたうえで、「裏金事件の幕引きではいけない。抗議の意志を示す」と話しています。

立憲民主党・小川淳也幹事長:
裏金にふたをして逃げ切り、幕引きを図る、とても許されることではありません。

立憲民主党の小川幹事長は、裏金議員12人の非公認について、「30名以上公認することの方が大問題だ」と指摘しました。

石破首相は9日午後、野田代表らとの党首討論の後、衆議院を解散する方針です。

立憲など野党4党は、額賀衆議院議長に対し、国会での議論を続けるべきだとして会期の延長を申し入れました。

野党側は、拒否された場合には内閣不信任決議案の提出する方向で調整を進めていて、このあと党首会談で協議する予定です。

与野党の攻防が最終局面を迎えています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。