衆院は第214臨時国会会期末の9日に解散され、与野党は事実上の選挙戦に突入した。政府は臨時閣議で、第50回衆院選を「15日公示、27日投開票」の日程で行うことを決定。自民党派閥の裏金事件後では初の総選挙で、政治の信頼回復への取り組みが最大の争点となる。1日に就任したばかりの石破茂首相(同党総裁)が今後も政権を担うのか、国民の審判を受ける。
首相は9日夜、首相官邸で記者会見し、「国民の納得、共感なくして政治を前に進められない」と強調。今回の解散を「日本創生解散」と位置付け、「日本社会を根本から変えていくため、信任を賜りたい」と支持を求めた。【時事通信映像センター】
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