ことし8月中旬に、台風5号が上陸した岩手県では、記録的な大雨となり、住宅の浸水や道路の崩落など被害が相次ぎました。

政府は、宮古市で農地の、岩泉町で道路の復旧にかかる費用などの見込額が基準を上回ったとして、「局地激甚災害」に指定する見通しを示していましたが、11日の閣議で決定しました。

復旧にかかる費用のうち、国の補助率が引き上げられるなどの支援を受けられるようになります。

「局地激甚災害」に指定する政令は、10月17日に施行される見込みです。

坂井防災担当大臣は「被災した自治体は、財政や資金に不安を感じることなく復旧に取り組んでほしい」と述べました。

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