岩屋毅外相は11日、カナダのジョリー外相と電話協議した。核・ミサイル問題や拉致問題といった北朝鮮への対応など東アジア情勢を話し合った。中東やウクライナの情勢などの諸課題に同志国として連携して取り組むことが重要だとの認識で一致した。
両氏の協議は岩屋氏の就任後初めてで20分ほどだった。岩屋氏はカナダがインド太平洋戦略策定、国防政策の改定によりインド太平洋への関与を強化していることを歓迎した。
経済面でも液化天然ガス(LNG)生産や電気自動車(EV)などでの2国間協力を進める方針を確認した。
カナダは25年に主要7カ国(G7)の議長国を務める。岩屋氏は「強いリーダーシップに期待するとともに、ジョリー外相と緊密に連携したい」と語った。両氏は早期に対面での外相会談の開催を申し合わせた。
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