定例記者会見で話す小池百合子都知事
<小池知事 会見ファイル>10月11日 ―7日に石破茂首相と面会した。国とどう連携? 気心知れた仲ではあるが、5回目の挑戦でついに総裁になられ、官邸で総理としてお目にかかることができた。都で進めていることなどを直接お話しした。 総理は安全保障分野に大変熱心で、総理の一番近い所におられる方々はだいたい防衛大臣経験者。自然災害、度重なるミサイル発射などの脅威に真剣に取り組んでいきたいという意向の表れの言葉をいただいた。 人口減少が言われているが、東京(の人口)が増えているのは、実は外国人が増えているんですよと。都と国でしっかり連携して、ともに良いアイデアを出し合っていくことが確認された。 ―来月、エジプトなどに海外出張に行く カイロでの「世界都市フォーラム」では各国、各都市の災害対策、交通情勢や気候変動対策などを共有する。COP29(国連の気候変動枠組条約第29回締約国会議)は、アゼルバイジャンのバクーで開かれる。アゼルバイジャンは石油産業の要だった所。産油国や産ガス国などで、気候変動の会議が開かれることがとても興味深い。東京の先進的な対策などを発信していきたい。 ◇◆11月6日からエジプトなど3カ国に出張
小池百合子都知事は11月6〜14日、国連人間居住計画が主催する「世界都市フォーラム」などに出席するため、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、アゼルバイジャンの3カ国に出張する。都が10日に発表した。 知事の海外出張は、2月のオーストラリアと台湾、5月の米ロサンゼルスなどに続き今年3回目。 カイロでの世界都市フォーラムには、小池知事は初参加となる。持続可能な都市の実現に向けた都の取り組みを発信し、意見交換する。アゼルバイジャンの首都バクーではCOP29に出席する。 都は昨年11月、UAEのアブダビと交流・協力に関わる合意書を締結した。今回の訪問で、政府関係者との面会や現地視察を通じて連携強化を図る。(奥野斐) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。