日本と東南アジア諸国などによる脱炭素化に向けた連携の枠組み「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」の首脳会合が11日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれ、今後10年間の行動計画を含む共同声明に合意した。政府開発援助(ODA)を活用し、日本主導で再生可能エネルギー発電や送配電網の整備を支援する方針を打ち出し、アジアの脱炭素化を加速させる。

AZEC首脳会合は、昨年12月に東京で開催して以来2回目で、石破茂首相が議長を務めた。

AZEC首脳会合の冒頭にあいさつをした石破茂首相(右から3人目)と武藤容治経産相(左から3人目)=11日、ビエンチャン(代表撮影・時事)

AZEC首脳会合の冒頭、あいさつする石破茂首相=11日、ビエンチャン(代表撮影・時事)

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