自民党本部
群馬県の衆院選の比例北関東ブロックで11日に出馬を辞退した自民前職の尾身朝子さん(63)は事務所を通じてコメントを発表し、今後の政治活動への意欲をにじませた。自民党派閥裏金事件で623万円の不記載で戒告の処分を受けており、公認されるかが焦点になっていた。◆「これからも地元のために働く」
尾身さんはコメントで、森山裕幹事長から「しかるべき機会があったら最優先に考える」との言葉があったことを明かした。その上で「これからも地元群馬の皆さまのために誠心誠意働いて参ります」と結んだ。 尾身さんは2014年の衆院選で、比例北関東ブロックで初当選。次の17年には群馬1区の小選挙区で出馬し、当選した。続く21年には1区の公認争いで敗れ、同ブロックの比例単独の名簿順位1位で当選した。(羽物一隆)
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