15日に公示された衆議院選挙の期日前投票が16日から始まり、早速、初日の朝から投票に来る人の姿が見えました。

仕事や旅行などで投開票日の27日に投票に行けない有権者のための期日前投票が、16日から全国の市区町村に設けられた期日前投票所で始まりました。

投開票日前日の26日土曜日まで原則、午前8時半から午後8時まで投票することができます。

投票に来た人からは「無投票とかはあんまりよくないなと思って、選挙の知識はないんですけど、とりあえず行くことが大事だなと思った」「多分混むだろうと思って、早いこと来た方が良いと思って。高齢者だから」という声が聞かれました。

期日前投票は2003年に導入され、前回2021年の衆議院選挙では、投票した人の約35%に当たる2057万9825人が利用しました。

今回の期日前投票では、国政選挙で初めて、立会人業務をカメラやパソコンを通じて行う「オンライン立ち会い」が一部の地域で導入されます。

総務省は、期日前投票もうまく利用して投票をするよう呼び掛けています。

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