自民党総裁の石破総理大臣は、初日に東日本大震災の被災地、福島や宮城に入ったあと、政治とカネをめぐる問題などで接戦が予想されるとして、四国などの選挙区を中心に遊説を行っています。

立憲民主党の野田代表は、収支報告書の不記載で自民党の公認が得られなかった候補者と争う東京、兵庫、福井の選挙区で支持を呼びかけるなど全国各地をまわっています。

日本維新の会の馬場代表は、党本部を置く大阪など関西以外での支持拡大を目指してこれまでのところ、東京都内の選挙区で街頭演説を行っています。

公明党の石井代表は、候補者を擁立している東京などの選挙区に入っていて、来週からは、接戦が見込まれる大阪や兵庫の選挙区に入ることを検討しています。

共産党の田村委員長は、東京や大阪など都市部を中心にまわっていて、18日は、前回の衆議院選挙で小選挙区で唯一議席を得た沖縄に入ることにしています。

国民民主党の玉木代表は、関西や東北など候補者を擁立した選挙区に応援に入っていて、今後は接戦区を中心に遊説を行う方針です。

れいわ新選組の山本代表は、緊急入院したあと、初日の夜NHKの番組に出演し、その後は、東京や千葉の選挙区で街頭演説を行っています。

社民党の福島党首は、初日に重点選挙区のある沖縄に入ったあと、九州で活動を展開しています。

参政党の神谷代表は、これまで、大阪や東京など都市部をまわって、支持を呼びかけています。

各党は、今月27日の投票日に向けて選挙区の情勢も見極めながら、党幹部が応援に入る地域を決めるなど、比例代表での得票の上積みも目指して、支持拡大を図る方針です。

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