10月15日公示された衆議院解散総選挙。
静岡市葵区と駿河区を選挙区とする静岡1区には5人が立候補しています。
立憲民主党・高橋美穂 候補:
本当にできることを国民の皆さんにきちんと伝え政権を取る。それは政治と金の問題に終止符を打つこと。これはやりたいことではない、できることだと私たちは思っている
立憲民主党の元職・高橋美穂さん(59)。
選挙戦のキャッチフレーズには「頑張っているあなたの応援団」を掲げています。
日本維新の会に所属していた際に衆議院議員を1期務め、前回選は国民民主党から静岡1区に立候補しましたが、今回は立憲民主党からの挑戦。
それでも「自分自身はブレているつもりはない」 と言い切ります。
立憲民主党・高橋美穂 候補:
政権交代をしなければ政治改革ができないということを訴えたい。それが一番。今の自民党政治がどうなのかなと思っている層や若い人たちをターゲットに狙いたい
日本維新の会・山下洸棋 候補:
政治家がしっかりと約束を守る、よりよい政策をやっていく。この政治をぜひとも山下洸棋にやらせて欲しい。いつになったらこの何も変わらない政治が変わるのか。私は今回の選挙が変える時だと思っている
日本維新の会の新人・山下洸棋さん(33)。
身を切る改革を標榜する党の公認候補として、キャッチフレーズは「挑まなければ、変わらない。」です。
3年前は静岡6区から立候補しましたが、学生時代を過ごした静岡1区へと選挙区を変えて挑む今回の戦い。
2人の子供を持つ親として、主に子育て世代に対して「誰もが所得が上がったと実感できる社会を作りたい」と呼びかけます。
日本維新の会・山下洸棋 候補:
子供たちが大きくなった時に経済成長して、日本に生まれてよかったと誇りが持てるような 誰もが笑顔で働いて老後を暮らせる日本を作っていきたい
共産党・鈴木節子 候補:
今回の衆議院大きな意義があります。なんと言っても裏金一掃。汚い政治を一掃して、政治を希望のあるものに取り戻す。そして暮らしが本当に厳しい。こういう時だからこそ皆さんの信頼を取り戻す
共産党の新人・鈴木節子さん(69)。
政治不信が広がっているとしてキャッチフレーズは「希望がもてる新しい政治へ」を掲げています。
静岡市議を5期、県議を1期務めたベテランですが国政選挙はこれが初挑戦。
地方議員として感じてきた国政との壁を取り払いジェンダー平等や停滞する経済の打破を実現したいと意気込みます。
共産党・鈴木節子 候補:
地方政治を知っているからこそ国の政治の大元を変える。その切実さは知っているつもりなので、その立場で頑張る
自民党・上川陽子 候補:
日本を変えるのは静岡からだと確信をしている。皆さんこの大きな動きを地元から、そして一緒に新しい景色をどうしても創りたい
自民党の前職・上川陽子さん(71)。
キャッチフレーズは「未来への責任一緒に創りませんか 日本の新しい景色」。
法相や外相などを歴任したほか9月の総裁選に立候補したことで知名度は抜群。
全国から応援要請が相次ぎ、自身の選挙活動ができるのは数日程度ですが地元の県議や市議、後援会組織が支えます。
自民党・上川陽子 候補:
今置かれている日本の状況について皆さんにしっかりと伝え支持してもらうべく全力で動いていきたい
無所属・鈴木惇弘 候補
無所属・鈴木惇弘 候補:
年甲斐もなく立候補したのは、あまりにも世の中が変な方向に行くのではないかと。今こそ日本が本当に日本らしい国にならないといけない
無所属の新人・鈴木惇弘さん(82)。
現在の国の在りようを憂い、キャッチフレーズに「日本国の原点に帰った選挙」を掲げます。
この道60年のベテラン薬剤師で自らを「心の通う薬屋さん」と称する鈴木さん。
立候補を届け出たのは締め切りのわずか2時間前で、まだタスキや遊説カーもない状態ですが、「有権者にやさしく心の通った選挙を目指す」と話します。
無所属・鈴木惇弘 候補:
県民・市民・国民の将来のためにこのまま黙っているのは許せない。選挙民を大事にする気持ちは負けない
このところ自民党の連勝が続く静岡1区。
“県都決戦”で野党による地殻変動が起きるのか注目されます。
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