G7国防相会合に出席するため、イタリアを訪問している中谷防衛大臣は、日本時間の19日夜、アメリカのオースティン国防長官と会談しました。
冒頭、中谷大臣は、中国などの動向を念頭に「最近の日本周辺における軍事活動を深刻に懸念している。同盟強化のためにスクラムを組んで、ワンチームで連携していきたい」と述べました。
オースティン長官は「G7の場を通じて、日米同盟はヨーロッパにとっても重要だと示していきたい。核戦力などで日本を守る『拡大抑止』も含め、日本に対するコミットメントは揺るぎない」と述べました。
そして、自衛隊とアメリカ軍の指揮・統制を向上させるとともに、日本の南西地域における日米同盟の抑止力と対処力を強化していくことを確認し、台湾海峡の平和と安定が重要だという認識で一致しました。
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