10月27日に投開票される衆議院選挙について、沖縄テレビとJX通信社はこの週末、沖縄県内の情勢を調査しました。投票の際に重視する政策については「経済・雇用対策」が最も関心を集めています。

沖縄テレビとJX通信社は19日と20日、県内全域で電話による調査を実施し、有権者約1200人から回答を得ました。これに沖縄テレビの取材を加味し、情勢を分析しました。

沖縄1区は、共産党の赤嶺政賢さんと自民党の国場幸之助さんが激しく競り合っています。無所属の下地幹郎さんは出遅れていて、参政党の和田知久さんは独自の戦いです。

沖縄2区は、社民党の新垣邦男さんが選挙戦を優位に進め、自民党の宮崎政久さんが追っています。日本維新の会の赤嶺昇さんは伸び悩んでいて、参政党の今野麻美さんと無所属の比嘉隆さんは支持の広がりを欠いています。

沖縄3区は、立憲民主党の屋良朝博さんと自民党の島尻安伊子さんが激しく競り合っています。参政党の新城司さんは伸び悩んでいます。

沖縄4区は、自民党の西銘恒三郎さんが先行し、立憲民主党の金城徹さんが追う展開です。日本維新の会の山川泰博さんとれいわ新選組の山川仁さんが追い上げに懸命です。

今回の選挙で投票の際に重視する政策については「経済・雇用対策」が35%で最も高く、次いで基地問題が24%となっています。一方、およそ15%の人が投票先を「まだ決めていない」と回答していて、今後の情勢は流動的です。

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