衆院選の投開票まであと3日となりました。候補者の訴えも熱を帯びる中、選挙戦終盤に有権者は何に注目しているのか…街の声を聞いてきました。

【記者リポート】
「終盤戦を迎えた選挙。有権者はどんな点が争点になっていると感じているのでしょうか」

【20代】
「保険料や支払わなければならない割合が増えているのは、給料明細を見て実感する」

【20代学生】
「(年収の壁)103万円が変わらないのに、時給だけ上がっていく。そこは変えてほしい」

【40代】
「子どもには保育園のお金がかかるので支援してもらいたい」

多くの人が口にしたのは、賃上げや子育て支援など経済対策への期待。さらには拉致問題の解決を願う声も。

【50代】
「拉致されて50何年も帰ってこなかったら、あなた何歳になります?という。日本の政府はそこに対して、一切動かない」

衆院選も終盤にさしかかる中、どんな人に当選してほしいかを聞いてみると…

【20代】
「誠実な人が良いという印象が強くなる」

こう話す背景には、多くの人が争点に挙げた「政治とカネ」の問題がありました。

【20代】
「頑張って働いているので、(税金を)きちんと使ってもらえないのが残念だなと思う」

【60代】
「一番問題なのは、税金を払っているのに、国民を豊かにする政治家が別のお金に動かしている。おもしろくない」

【60代】
「2000万円あげた、あげてないと言っている。びっくりした。形だけの非公認では」

物価高にあえぐ有権者からは怒りの声もあがります。さらには…

【40代】
「お互い悪いところしか言っていない。こういうことやりたいとか、実現したいとか、責任ある発言をしている党が少ない」

【20代】
「不透明だなと思うところがたくさんある。結局、誰に投票したらいいか分からない」

候補者が訴えを重ねた選挙終盤にも関わらず、互いの批判に終始していて、候補者の目指すもの、政策が見えてこないという声も聞かれました。

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