政府は25日、自衛官の処遇や勤務環境の改善に向けた関係閣僚会議の初会合を首相官邸で開いた。石破茂首相は「防衛力の最大の基盤である自衛官の定員割れが続いている。自衛官が生涯設計を描けるようにすることは喫緊の課題だ」と述べ、取り組みの方向性を年内に取りまとめ、2025年度予算案に反映させるよう指示した。
首相は「自衛官が安んじて、国家にとって極めて枢要な任務に誇りと名誉をもって専念できるよう万全の体制を構築していく」と強調した。
自衛官の処遇改善に向けた関係閣僚会議の初会合で発言する石破茂首相(右から2人目)=25日午前、首相官邸
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