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立憲・野田佳彦代表がテレビ朝日の選挙ステーションに生出演し、選挙戦を振り返りました。

ここからは大幅に議席を伸ばす見通しの立憲民主党・野田佳彦代表にお話を聞きます。

(Q.与党の過半数割れが現実味を帯びてきました。来月上旬にも行われるといわれている特別国会において、総理大臣指名選挙で総理大臣を取りに行きますか)

立憲民主党 野田佳彦代表
「過半数割れになるかどうか。ハラハラ、ドキドキしながら、もう少し開票の状況、推移を見ていきたいと思います」 (Q.政権交代のための選挙と位置付けられていました。しかし現実はすぐそこまで来ています。改めて、総理大臣指名選挙、他の野党と協力しながら、ご自身に1票を投じてもらうという働き掛けは行いますか) 立憲民主党 野田佳彦代表
「与党の過半数割れが実現できたならば、当然のことながら、他の野党と誠意ある対応をしながら、政権交代を目指していきたいと思います」

(Q.国民民主党とは、もともと同じ政党だった人も多い、距離も近いと仰っていました。維新、あるいは共産に、ご自身の名前を書いてもらうためにはハードルもあると思いますが、どうでしょうか)

立憲民主党 野田佳彦代表
「名前を書いてもらう。首班指名でしょうけど、それ以外に色んな選択があると思いますので、そのことを含めて、各党とどういう会話をして、どういう協議が整うかは、これからの推移次第だと思っております」 (Q.野田代表は常々『政権交代こそ最大の政治改革』と述べていましたが、もっと野党連携を進められたら、もっと与党を追い詰められたのではないですか) 立憲民主党 野田佳彦代表
「もちろん、もうちょっと時間があれば、与党と野党の一騎打ちの構図に持ち込めば、もっともっと劇的な変化が生まれたと思います。逆に、それを避けるために戦後最短の解散に踏み込んだんだろうと思います。所与の条件のなかでベストを尽くすのが我々の宿命でありますけれども、そのなかでも、結果的にはそれなりの結果が出せてきつつあるのではないかと思います」

(Q.自民党が仮に少数とはいえ、与党を形成した場合、野党がバラバラのままではパンチ力に欠けると思います。明日にでも、具体的に野党間の党首会談をやる計画はありますか)

立憲民主党 野田佳彦代表
「午前中にまず党の役員会を開いて方針を固めます。そのうえで、どっちにしろ選挙の総括はしなければいけないと思いますし、特別国会への臨み方もありますので、28日午後からでも、そういう誠意ある対話は始めていきたいと考えています」 (Q.野田代表は『一強多弱』という言葉をよく使われました。自民党が2012年以来、ずっと政権を維持してきたことが、今の政治の停滞につながっている。それは逆に言えば、野党側にも責任があったと思います。これまでの反省を踏まえて、これから立憲民主党はどういう立ち位置で、何を実現していきますか) 立憲民主党 野田佳彦代表
「多弱を克服しなければ一強を倒すことはできないと思いますし、一瞬、相手に緊張感を与えることができても、持続性がなければ意味がないと思います。まさに明日からの野党間の対話が重要になってくると思います。単なる特別国会への対応だけではなくて、次の参議院選挙の対応なども含めて、丁寧に何回も議論をしていきたいと思います」

(Q.国民感情からすれば、今これだけの物価高で経済対策が必要です。一方で国際情勢も不穏で、ロシアと北朝鮮が同盟のような関係を持っている。日本が中で揉めていると、そこが不安だという声もあります。政策によっては自民党と連携をする選択肢もあるのではないかと思いますが、どうでしょうか)

立憲民主党 野田佳彦代表
「もちろんです。単なる対立・分断をしていこうとは全く考えていません。一致点が見いだせるんだったら、それは見出していきたいと思います。特に能登の復旧復興については、私は一日も早く補正予算が必要だと思いますが、自民党にもご理解をいただけるならば、与党野党関係なく1日も早く成立させることなど、国の内外の課題で一致点を見いだせるんだったら、それは一緒にやっていきたいと思います」 (Q.自民党をヒヤリとさせるところまでは、今回、いっていると思います。一方で、中長期的に見ますと、来年には参議院選挙が控えている。今後、どういう視野で政権交代を図っていこうと考えていますか) 立憲民主党 野田佳彦代表
「まずは、内外に大きな課題があるけど、政治に対する信頼がなかったら政策推進できないんですね。まず、それを改めていくために『自公政権の存続ではだめだ』と不信任を出した野党の人たちと政治改革の実現。徹底した政治改革の実現をまず要求をしていくというところからスタートだと思います。そのうえで、さっき言ったように補正予算の問題含めて、できることを見出していくということが大事だと思います」 この記事の写真を見る
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