公明党の石井啓一代表は28日の記者会見で、自身の去就について「党再建に向け、新しい体制構築も含め党内で相談していきたい」と述べた。埼玉14区から立候補したものの落選した。党代表が小選挙区で落選したのは2009年の太田昭宏元代表以来2度目となった。
「国会議員でなくなれば代表を続けるのはいろいろな困難が伴うので、そういったことも含め検討したい」とも説明した。
石井氏は「逆風を跳ね返す自身の力量が足りなかったと言わざるを得ない」と語った。公明党は今回の衆院選で公示前から8議席減らした。「結果を真摯に受け止め、捲土重来を期していく」と強調した。
衆院選の結果を受けた連立枠組みの拡大について「まずは特別国会の首相指名選挙で自公連携して首班を取りに行く」と話した。「直ちに(他党に)加わってもらうのは難しいかもしれない」とも指摘した。
【関連記事】
- ・石破首相、公明と政権枠組み拡大協議へ 与党過半数割れ
- ・公明党、崩れた「常勝関西」 維新と対決の大阪4区全敗
- ・公明党・石井啓一代表が落選 小選挙区4勝7敗
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。